リラックス法とは
何にストレスを感じるかは人によって違うように、リラックスする方法も人によって色々です。
ストレスマネジメントで説明したように、あるひとつの理由でストレスを感じている場合は、それと関係ない他のことをしてリラックスするのが有効ですし、ストレスの原因が複数だったり、ストレスの度合いが強かったりして自分が弱っている(エネルギーが足りない)状態にある場合は、アクティブな事をするよりも休息を取りながらゆったりできるリラックス法を選ぶと良いでしょう。
ここでは、さまざまなリラックス法、気分転換をする方法の例を説明します。
これらを「片っ端からすべて試してみよう」とはせずに、自分が興味をもったものや、自分の今のストレス状態に合ったものを選んで、やってみると良いでしょう。
?休息を取る
?新しい習慣を作る
?体を動かす
?感情を動かす
?感覚を使う
?呼吸を使う
?言葉を使う
?人、動植物で癒される
?食べる
?休息を取る
ストレスマネジメントの基本は、過度なストレスが溜まったときは休息を取ることです。
ストレスが一つの原因による場合は、2番目以下の気分転換を促すような方法も有効ですが、ストレスが強くてエネルギーが不足していると感じるときは、積極的に休息を取る事をおすすめします。
休息は、ただ家にいる、横になる、というだけではなく、自分がリラックスできる方法で休息する事が有効です。
「何もしない事が苦痛だ」という人も、中にはいます。
体と気持ちに相談しながら、自分に合った休息をとりましょう。
■眠る
■ベッドに横になる
■ゴロゴロしてテレビや漫画を見る
■昼寝をする
■ムダなことをしてみる
■やるべき事をしばらく放っておく
■目を閉じて楽しいことを想像してみる
■目を閉じてリラックスしたイメージを味わう
■目を閉じて周囲の音に耳を澄ます
■ただ数時間、ボーっとしてみる
■新聞、テレビを見ない日をつくる
■パソコンを使わない日をつくる
■携帯電話を使わない日をつくる
■時計を見ない日をつくる
?新しい習慣をつくる
気分転換の方法として、新たな事を始めてみるのは有効です。
新しい人物や、今まで味わったことのない感覚との出会いが、新鮮な気持ちを取り戻させてくれるときがあります。
ストレスの原因が特定のもので、ストレスの度合いが強くない時のリラックス法としては、有効な方法の一つです。
■資格や語学のスクールに通ってみる
■ファッションを変えてみる
■髪型やメイクを変えてみる
■部屋の模様替え
■いつもと違ったコースで出社、帰宅してみる
■帰りに寄り道してみる
■入ったことのないレストランで食事
■1時間早く起きてみる
?体を動かす
運動は、健康管理上の「常識」とも言えるほど、誰もがその必要性を認識しています。
しかし、ストレスマネジメントの観点からは、必ずしもいわゆる運動、スポーツである必要はなく、自分に合った方法、自分の好きな方法で体を動かす、体をほぐすだけでも有効です。
運動嫌いの方でも、あまりあせらずに、まずは自分に合った方法で試してみるのが良いでしょう。
例えば最近では、ホットヨガ、ティラピスなどが流行っていますし、エステやマッサージなども体をほぐす効果があります。
お風呂に入る事も、体を温め、ほぐし、汗をかく、良い効果があります。
とにかく、体を動かすこと、体をほぐすことなら何でもリラックス効果抜群なのです。
ただし、他の項目でもすべて共通する事ですが、「やらなければ」という感覚は、かえってストレスを溜める事になる場合があるので、注意が必要です。
■ジム
■エステ
■マッサージ
■お風呂
■温泉
■スパ
■ホットヨガ
■ティラピス
■ダンス
■カラオケ
■散歩
■カラオケ
■大声を出す
■ストレッチ
■指圧
■スポーツ
■ランニング
■水泳
?感情を動かす
現代社会は、良くも悪しくも、なかなか感情を表に出す機会は多くありません。
また特に男性にその傾向が強いようです。
だから、世のお父さんたちは仕事帰りに一杯やって、愚痴を言ったり、笑ったり、歌ったりして、バランスを取っているのかも知れません。
感情は、基本的には何か外部の刺激を受けたり、自分が考えたり感じたりした「結果」、表れるものです。
しかし逆にその感情をうまく使って、自ら感情を「動かす」事は、リラックスに大変効果があります。
特にリラックスに効果がある感情は、「笑い」と、「泣き」です。
そう考えると、最近テレビでお笑いが人気なのも、「泣ける」本や映画が人気なのも、おそらく現代社会の人々が本能的にリラックスを求めているせいかもしれません。
笑いについては特に、その効用が科学や医療の世界で注目されおり、治療に取り入れる試みや、「笑いサークル」なるものもあります。
笑う場合は、なるべく声を出して笑うほうが効果があります。
お笑い番組やDVDを見るのはもちろん、お笑いのライブを見るなども効果があります。
泣くこともリラックス効果がありますが、もちろん本当に悲しくて切なくて泣くような事は無いほうが良いですし、過去のつらい事を想い出して泣くといった事もおすすめできません。
なるべく、本や映画などフィクションの世界に浸って、思いっきり泣く事をおすすめします。
泣いて涙を流した後は、リラックス効果を得られます。
笑いと泣きについて説明しましたが、それだけではなく感動する事全般は、リラックスに効果があります。
人は大人になると、なかなか感動しにくいものですので、ぜひ意識的に感動する場所やモノ、人に触れるようにしてみてください。
■笑う
■泣く
■映画
■小説
■音楽
■ドラマ
■博物館
■絵画展
■スポーツ観戦
■演劇、ライブ
■笑顔を作ってみる
?感覚を使う
感覚を使う、つまり嗅覚や味覚などの五感を使う事でリラックスできます。
例えばアロマテラピーなども有効です。匂いに関しては食べ物と異なり、どの栄養分が足りないとか、カロリー摂取のしすぎとか、といった事を気にする必要は、有害物や強い刺激物を除いて、ありません。
◎視覚
きれいなもの、好きなものを観賞してリラックスする方法には、「青空を見上げる」といった身近な方法から、海や深緑を見る、美術館に行くなどがあります。
◎聴覚
好きな音楽を聴くのも、リラックスするとてもいい方法です。
音楽だけではなく、動物の鳴き声や、川のせせらぎなど、自然界の音もリラックス効果があります。
◎味覚
美味しいもの、好きなものを食べることは、とても良いリラックスになります。
しかし気をつけたいのは、他の方法とちがって、食べることは食べすぎや栄養の片寄りに配慮しなければいけません。
また、アルコールやコーヒーなどについては、依存症にならないよう留意が必要です。
■アロマテラピー
■アロマオイル
■キャンドル
■絵画
■自然を愛でる
■音楽
■空を見る
■夜空を見る
■海を見る
■山を見る
■公園に行く
■遠くを見つめる
■ドライブ
■旅行
■お茶
?呼吸を使う
呼吸は、だれでも当たり前にしています。
最近はさまざまな「呼吸法」がありますが、まずはお勧めなのが、一般的な「深呼吸」です。
一日に最低1回、深呼吸してみる事をお勧めします。
人間は通常の呼吸において肺の一部しか使っていません。
また、酸素は脳の重要な「栄養」の一つです。深呼吸によって、気分も体もリフレッシュできるのです。
また、登山などで大自然の新鮮な空気を吸う事ももちろんリラックス効果があります。
■深呼吸
■酸素バー
■登山
?言葉を使う
自分を落ち着ける言葉、リラックスする言葉を決めておく事は有効です。
困ったり焦ったりしたとき、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」とか、「おちつけ、おちつけ」とか、意外と人は何かしらよく口ずさむ言葉があるものです。
あれは、無意識のうちに緊張によるストレスを緩和するために言っているのです。
これを逆に使う事が、リラックスに効果があるのです。
朝出かける前に玄関で言う、夜風呂に入ったとき、鏡をみて言う、など習慣付けている人も多いようです。
■今の気持ちを書いてみる
■今のやるべきことを書いてみる
■過去の楽しかった出来事を書いてみる
■過去の気持ちよかった出来事を書いてみる
■出かける時に決まったフレーズ、言葉を繰り返し言う
■鏡に映る自分に決まったフレーズ、言葉を繰り返し言う
■手帳に決まったフレーズ、言葉を書いて、持ち歩く
■手紙を書く
■ブログを始める
?人、動植物で癒される
人や物、動物と接することがリラクゼーションになります。
飼うことはもちろんリラックスになります。
また、動物園や水族園、街のペットショップで動物を見ているだけでもリラックス効果があります。
同様に、花や観葉植物を飾るなど、植物にも同じ効果があります。
気のおけない友人との会話や、もちろん家族や恋人とのふれあい、スキンシップは、リラックス効果が高い事は言うまでもありません。
逆に、「孤独は」ストレスを高めます。
人間は元来、社会的な動物であり、単独ではなく家族などのコミュニティで生活するようにできている生き物です。
一人暮らしの方は、なるべく仕事や友人、地域のコミュニティなど、人と触れ合う機会を積極的に作る事が、リラックスの観点でも重要です。
■アニマルセラピー
■動物園
■植物園
■水族館
■花
■観葉植物
■友人とおしゃべり
■ペットと遊ぶ
■子供と遊ぶ
■地域のイベント、サークルに参加してみる
?食べる
身体的な健康管理の観点とは異なり、ストレスマネジメント、リラクゼーションの観点では、自分の食べたいものや好きなものを食べること、また食べる時を決めて食べることが、効果があります。
よく、ストレス解消といって、甘いもの食べ過ぎたり、お酒を毎日飲む、といった例がありますが、結局太ったり、不健康になったりで、後々ストレスが生じてしまいます。
甘いものでも、ちょっと高級なお店で食べるのでも、好きなものなら何でもよいのですが、「今日はあれを食べる日だ」とか、「今月がんばったら月末にあのお店に行こう」などと、決めて食べることをお勧めします。その事を考えるだけでもうれしく、リラックスした気分になれると思います。
■ハーブ
■ハーブティー
■お茶
■酸素バー
■外食
■お酒
■料理を作る